2015/7/13 Mon
エイチームライフスタイル社の新規事業立ち上げ参画
~経営合宿に参加し、共通ビジョンのもと共に事業を創る~
エイチームライフスタイル社の新規事業立ち上げ時より、当社社員も経営合宿に参加し、今回で3回目を迎えます。
SEOや、リスティング広告、アドネットワーク広告、Facebook 広告などの運用メディアの配信を行い、配信規模を拡大しています。
各メディアに適したクリエイティブ戦略と、最新のアドテクノロジーを駆使した結果、獲得件数は186%まで拡大することに成功。
今回で3回目を迎えるエイチームライフスタイル社の経営合宿の現場にお邪魔し、代表取締役社長の間瀬氏と部長の林氏に、当社担当者と共にインタビュー取材を行いました。
-INTERVIEW-(写真左より)
福本 武志
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 チーフアカウントプランナー
水谷 謙太
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 営業局 マネージャー
間瀬 文雄氏
株式会社エイチームライフスタイル 代表取締役社長
林 和樹氏
株式会社エイチームライフスタイル 金融メディア事業部 部長
お取引開始のきっかけ
間瀬氏:弊社で運営している、中古車の買取・査定の
「ナビクル」というサービスが、3年前の当時、業界トップシェアのメディアに成長してきていたんです。PPC広告などをメインに伸ばしてきていたのですが、唯一、手を付けられていなかった領域がSEOでした。
SEOに注力していこうと考えていた矢先に、サイバーエージェントさん主催の『SEOセミナー』が名古屋で開催され、そこに参加させていただいたことがきっかけでしたね。
CA水谷:そこで挨拶させていただいて、後日オフィスに伺い、情報交換をさせていただきました。
間瀬氏:SEOのお取引から始まり、今ではfacebook広告の運用など、幅広く広告運用をお任せしています。当初、SEOを御社にお任せした理由は、″人“でした。
当時、様々な代理店さんからSEOの提案を受けていたのですが、他社さんは、「SEOはこうですよ。」といったSEOのプロダクト提案を行ってくることがほとんどだったんです。そんな中、水谷さんは、「経営課題は何ですか?僕は、こういう点が課題だと思っているのですが、どうでしょう?」というようにヒアリングから入ってきて、また水谷さんの見解も的確なものでした。水谷さんとお話をして、普段からもそういった視点を持って働かれていて、企業の事業視点から見て提案をしてくれる人なんだな、と感じました。そこから、一気にコミュニケーション量が増えていきましたね。
CA水谷:すぐに何かお取引をしたい、という提案ではなく、まずは状況を整理しながら、お客様のことを知り、そしてもっと本質的な部分からお手伝いができればと思っていました。
間瀬氏:商品を売りにきた代理店さんが多数の中、水谷さんは商品を売りに来なかったですね。まず、弊社を“知る”ところから入ってくださいました。
CA水谷:結果的に、SEOをやっていきましょう、とご決定いただき開始したのですが、開始直後に大きなトラブルが発生してしまったんです。
間瀬氏:受けていた説明と異なる事態が発生し、すぐに状況をお電話でお伝えしました。状況を説明しにいらっしゃるとは思っていましたが、トラブルが発生した翌日に、東京にいるSEO事業部の責任者の方と、大阪にいる西日本支社長の方と共に、名古屋のオフィスまでいらっしゃったんですよね。
そういった初動の早さ。翌日すぐに、東京と大阪から、責任者レベルの方々を連れてきて、なぜ今回このようなことが起きてしまったのか?今後このようなことが二度と起こらないためにどんな対策を考えているのか?ということを明確に説明していただきました。
もちろんトラブルが発生する事態は避けたいですが、今回のトラブルに直面したことで、信頼できる会社だと感じたんです。
CA水谷:本件では本当にご迷惑をお掛けしてしまったのですが、その後の新規事業のお話もお任せいただけました。
新規事業を成功させるための共通ビジョン
林氏:新規事業を立ち上げたタイミングで、いろんな代理店さんにも声をかけさせて頂きました。SEOのみならず、リスティング広告やDSP、アフィリエイトなども含め、幅広くプロモーションをしっかりと行っていきたく、各社からご提案をいただきました。
CA水谷:御社のオーダーは、その幅広いプロモーションをどのように行い効果を出していくか?というものでした。
そこで、我々がご提案したものは、新規事業の成功に向けた、宣言を含めたものでした。「この新規事業って何だろう?」と考え抜いた時に、我々と御社で目指す共通のビジョンを掲げ、そして本事業の成功に向けて一緒に走り抜きたいと思ったんです。
間瀬氏:ゼロからイチを立ち上げるとき、最初が一番しんどくて、パワーを使います。そんな中で、 “強い想い”がなかったら逃げたくなってしまうと思うんです。一緒に立ち向かっていく“強い想い”を、みなさんからとても感じたんです。
結果として、水谷さんたちと組んだことで、成功するビジョンもしっかりと描け、そしてプロモーションの具体的な成果もしっかりと出していただいています。
お客様の経営合宿に参加することで、生み出す効果とは
CA水谷:また、新規事業を始めた一年半前の経営合宿にも参加させていただくようになりました。
間瀬氏:サイバーエージェントさんに、弊社の経営合宿に参加してもらうという判断も、決して気軽に連れてきたというわけではありません。
経営合宿に参加してもらうこということは、弊社の営業履歴なども全てお見せしていますし、我々もそれなりの覚悟を持って、お呼びしています。
林氏:そもそも、信用できる人でないとまず呼ばないですし、信用が出来ても、参加していただくからには、きちんと議論が交わせる人でないと呼ぶ意味がありません。
間瀬氏:経営合宿をサイバーエージェントさんと始めて、今回で3度目となりますが、今までに様々な効果がありました。
どういった組織体制が必要なのか?といったところから、事業の方向性・戦略立案ももちろん行っています。我々の考えと一緒のものもあれば、ちょっと考え方が違うぞ、といったところもありましたね。考えが共通しているものに関しては、我々も、より強い確信が持てて、走りやすかったりもします。
林氏:あと、御社特有の強みだと思うのですが、キャッチフレーズをつけることが得意ですよね(笑)。キャッチフレーズって、チームを結束させる強いパワーを持っていると思います。
弊社も、理念を大事にしながら今までやってきているのですが、共通に目指す“わかりやすい指標”のようなものがあると、チームとしてまとまりやすく、結束が強固になり、目標に向かうスピードが増しますよね。
CA福本:そうですね、社内の雰囲気も御社ととても似ているんです。フロアの雰囲気も良いいですし、理念を大事にしているところもそうですよね。なので、せっかくこのように一緒に経営合宿をさせていただいているのであれば、より結束が高まるような施策も取り入れていきたいと考えていました。
ゼロからの立ち上げは、相当負荷のかかる作業ということは、予測できていたことなので、そこに対して何か少しでも軽減できるような、みんなの意志を一つにし、ここに向かって頑張っていこう。というような、盛り上がる施策を毎回行っています。
林氏:毎回とてもクオリティの高いものを作っていただいていますし、社内でも大変盛り上がっています。
CA福本:もちろん、しっかりと成果をお返しすることが本筋なので、成果に対しては細かく数字を見ています。
CA水谷:様々な施策を行いながら一年半が経ち、現在は、その新規事業が軌道に乗り始めたフェーズです。ゼロからの立ち上げから、一定の成果が出ている時期を迎えています。
細やかな広告運用で、獲得件数の拡大に成功
林氏:広告運用においては、リスティング広告やアドネットワーク広告、Facebook 広告などを中心に、運用メディアの配信規模も拡大することに成功しました。
Facebook広告の運用を始めた際にも、我々は名古屋に拠点を構えていることもあり、東京の情報もそれほど頻繁には入ってきません。そんな中で、「Facebook広告って本当に効果的なの?」といった我々の反応に対しても、クリエイティブ作成から全てお任せし、実際に効果を拡大してもらいました。
CA水谷:各メディアに適したクリエイティブ戦略と、最新のアドテクノロジーを駆使した結果、獲得件数が、186%まで拡大することに成功しました。
間瀬氏:通常ですと、目標のCPAとコンバージョン数を掲げ、「今月はこの数値より、さらに効果を伸ばしたい。」というようなコミュニケーションになると思うのですが、それだけではなく、「こういうところにチャンスってありますよ。」といったお話も多くして下さいます。「ここに狙い目があるんじゃないか?」といったように、仮説出しの段階から一緒に入りこんできてくれますね。
新サービス立ち上げに、挑戦し続ける
今後、サイバーエージェントに期待すること
間瀬氏:サイバーエージェントさんにご協力をして頂いて、事業を一緒に成長させていけば、より一層、事業拡大をし続けることができると思っています。
我々は、“新サービスが成功すれば、じゃあ次はこんなサービス展開をしていこう。それが上手くいけば、その次は・・。”と、同じサービスだけをずっと延々とやっていくのではなく、新しいサービスの立ち上げに挑戦し続けています。引き続き、一緒に挑戦し、お力添え頂きたいです。
林氏:サイバーエージェントさんには、優秀な人材が多くいらっしゃいますが、SEO、DSP、facebookなど、プロダクト毎にもその分野に精通するプロフェッショナルな人材が揃っています。我々も、プロフェッショナルなみなさんから教えていただくことがたくさんあるので、みなさんと一緒に成長していけたらいいなと思っています。今後も、互いの良い部分を共有しながら、関係性を築いていきたいですね。
間瀬 文雄 氏
株式会社エイチームライフスタイル 代表取締役社長
2007年4月、日興コーディアル証券株式会社へ入社 。
その後、2008年11月に株式会社エイチームへ入社し、インターネットメディア事業部(現ライフサポート事業本部)に配属。
2010年12月、ライフサポート事業本部 比較サイト事業部 マネージャーに就任し 、翌年、部長に就任。
2013年8月、株式会社エイチームライフスタイル 代表取締役社長に就任(現任) 。
同年10月、株式会社エイチーム執行役員に就任(兼任)。現在に至る。
林 和樹 氏
株式会社エイチームライフスタイル 金融メディア事業部 部長
2007年4月、トヨタファイナンシャルサービス証券株式会社(現 東海東京証券株式会社)へ入社。
その後、2012年11月に株式会社エイチームへ入社し、比較サイト事業部に配属。
翌年、子会社化により株式会社エイチームライフスタイルに転籍。
2014年12月、金融メディア事業部 部長に就任。現在に至る。
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TEXT:加藤 貴子 (株式会社サイバーエージェント 全社広報室 インターネット広告事業本部 広報)
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