株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山内隆裕、東証プライム市場:証券コード4751)は、インターネット広告事業本部が提供する広告配信運用AIエージェント「効果おまかせAI」において、Google 広告およびLINEヤフー広告のディスプレイ広告・動画広告への対応を開始したことをお知らせします。
これにより、これまでのMeta広告(Facebook/Instagram)に加え、Google 広告およびLINEヤフー広告のディスプレイ広告・動画広告領域においても複数媒体を横断した自動最適化が可能となり、広告成果の向上を図ります。(※1)
本サービスは配信データに基づくAIの継続学習により、配信状況を24時間365日(※2)監視・分析します。入札・配信設定・広告効果の高い素材の特定などの改善施策を自動で実施し、広告配信運用のスピードと精度を高め、広告効果の向上を図ります。
なお、「効果おまかせAI」は当社の登録商標です(商標登録番号:第7037496号)。
※1 ブランド認知向上を目的とした広告配信については現在未対応です。
※2 現時点では入札の調整は日次で実施し、クリエイティブ自動精査は時間単位で行います。今後は入札の調整頻度も段階的に高度化し、時間単位での運用を予定しています。
■背景
国内のインターネット広告市場において、インターネット広告媒体費に占める運用型広告は前年比112.5%の2兆9,352億円と伸長を続け、媒体費に占める構成比は9割に迫る88.7%に達しています(※3)。ディスプレイ広告は配信先、フォーマット、ターゲティングの組み合わせが多岐におよび、自動入札が高度化する一方で、クリエイティブ単位の効果検証や配信設定の調整など運用判断も多岐にわたります。また、Meta広告、Google 広告、LINEヤフー広告は仕組みが媒体ごとに異なるため、媒体特性を踏まえた継続的な入札・配信設定が求められます。
このような背景のもと、当社は広告配信運用AIエージェント「効果おまかせAI」のGoogle 広告およびLINEヤフー広告のディスプレイ広告・動画広告領域への対応を開始します。
■対応開始媒体
今回新たに対応を開始する媒体は以下の通りです。
・Google 広告:デマンドジェネレーションキャンペーン
・LINEヤフー広告:ディスプレイ広告(運用型)
対応媒体の拡大によって、より多くの広告主企業のみなさまに活用いただけるようになるとともに、また複数媒体を横断した運用においても、媒体特性を踏まえた継続的な広告配信の最適化を支援します。
■導入実績
先行導入企業における運用実績では、導入前後比でCV数の向上とCPAの改善を実現しました。加えて、広告精査回数が大幅に増加し、効果の高い広告素材の発見数も向上するなど、広告運用における効率化と成果向上の両立を確認しています。
(検証期間:1週間)
■今後の展望
当社は今後も広告配信運用AIエージェント「効果おまかせAI」の対応媒体を順次拡大し、検索・ディスプレイ・動画を含む運用型広告の主要領域での活用拡大を目指すとともに、AIによる継続的なデータ蓄積と学習により、長期的な運用成果の向上を図ります。
さらに、クリエイティブ制作・品質チェック領域のAIソリューションとの連携を深め、広告運用プロセス全体の高度化を推進します。
※3 出典:「2025年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」(電通/電通デジタル/CARTA HOLDINGS/セプテーニ・ホールディングス)
https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2026-0305-000300
■「効果おまかせAI」について https://www.cyberagent-adagency.com/news/987/
広告配信の入札および配信設定の最適化に特化したAIエージェントです。20年以上にわたり培ってきた広告運用改善の知見と、AI研究組織「AI Lab」の研究開発力を組み合わせ、広告配信運用ソリューションとして開発しました。配信状況をリアルタイムで分析し、入札やキャンペーンの最適化、クリエイティブのステータス変更、ターゲティング設計などを、独自開発のAIアルゴリズムにより自動で実施します。また、分析には広告主企業の計測ツールによる計測データを用いることも可能です。
広告クリエイティブの配信運用においては、広告主企業のブランドガイドラインを遵守し、広告主が確認済みの素材のみを活用します。「効果おまかせAI」が配信データを分析し、効果の高い広告素材を特定することで、従来の運用では改善が困難だったコンバージョン(CV)数が少ない案件においても、効果改善のスピード向上に寄与します。