2024/9/18 Wed
YouTube を活用してビジネス目標を達成した広告を表彰するアワード「YouTube Works Awards Japan 2024」の「Action Driver 部門」において、サイバーエージェントが企画・制作を手がけたNTTドコモの作品が部門賞を受賞
~AI活用により、申込件数130%増加、CTR216%増、CPC 4分の1へ改善など、効率を大幅に高めながら、視聴者の行動を促すことに成功~
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)のインターネット広告事業は、YouTube を活用してビジネス目標を達成した広告を表彰するアワード「YouTube Works Awards Japan 2024」において、企画・制作を手がけた作品が部門賞を受賞したことをお知らせいたします。
受賞作品は、株式会社NTTドコモのサービス『爆アゲ セレクション』で、AI 活用により 3 カ月で105 本の動画制作しPDCAを回し続けた結果、申込件数130%増加、CTR 216%増、CPC 4分の1へ改善するなど、効率を大幅に高めながら、視聴者の行動を促しました。
「YouTube Works Awards Japan」について
「YouTube Works Awards Japan」は、YouTube を活用してビジネス目標を達成した広告を表彰するアワードで、全7部門(Action Driver 部門、Best Brand Lift 部門、Best Sales Lift 部門、Best Shorts Ads 部門、Breakthrough Advertiser 部門、Creative Effectiveness 部門、Force for Good 部門)にて審査が行われ、2023 年度に国内で展開したキャンペーンから応募を受け付け、部門賞とグランプリを決定します。
各作品の背景にあるマーケティング課題から、YouTube 広告を活用したコミュニケーション戦略やクリエイティブ制作などを、幅広い分野の審査員によって評価をされ、各部門にてファイナリスト作品が選ばれます。
ファイナリスト作品から最終審査を経て、戦略的かつ高いクリエイティビティを発揮して、マーケティング目標の達成に貢献したキャンペーンとして 7 つの部門賞とグランプリを決定します。
当社が企画・制作を手がけた作品が、生活者の意思決定を後押しし、行動を促すことでビジネス目標を達成したキャンペーンを表彰する「Action Driver 部門」にて部門賞を受賞いたしました。
受賞作品について
●受賞 :「Action Driver 部門」部門賞
●サービス :『爆アゲ セレクション』
動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=CnyGjCdpMDE
●広告主 :株式会社NTTドコモ
●企画・制作 :株式会社サイバーエージェント / 株式会社Cyber AI Productions
「Action Driver 部門」とは:
生活者の意思決定を後押しし、行動を促すことでビジネス目標を達成したキャンペーンを表彰する賞
キャンペーン概要と効果、評価を受けたポイント
※Google のマーケター向けウェブサイト Think with Google 記事より一部引用 https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/youtubeworks-2024-1/
当社の開発・提供する「極予測AI」を活用し、 3カ月に105本の動画制作、PDCA を回し続けた。生活者の意思決定を後押しし、行動を促すことでビジネス目標を達成したキャンペーンを表彰する「Action Driver 部門」にて部門賞を受賞。
<背景とサービス概要と背景>
『爆アゲ セレクション』は、NTTドコモの「eximo(※)」「ahamo」「ギガホ」ユーザーがドコモを通して各種対象サービスを申込みした場合に、既定の還元率に基づいたdポイント(期間・用途限定)を還元するサービスです。自分の好きなサービスだけを自由に選ぶことができおトクに楽しめます。
※「eximo」は特に記載のある場合を除き「eximo ポイ活」も含まれます。
提供開始当初はテレビ CM で広く認知を獲得できたものの、適用条件等のサービス内容が複雑であることや対象サービスも多いことから、既存の運用では最終的な申込みの伸び悩みがありました。そこで、配信先をより細かく指定できる YouTube 広告を活用し、サービス内容の理解促進に向けランディングページ(LP)への誘導を図りました。
この事例の特徴が、AI ツールと人間の企画力や創造性のコラボレーションです。効果的な広告クリエイティブの共通項を洗い出すために、サイバーエージェントの「極予測AI」を採用。顧客セグメントごとに約160本の既存動画を AI に学習させ、色合いやレイアウト、構図、カット割りに至るまでポイントを抽出し、それを基に撮影や制作を行いました。
<効果・評価ポイント>
施策前比、クリック率約 216% 増、クリック単価4分の1
動画はある物語の一幕から始まり、開始 3 秒ほどのところで「動画の途中ですが、みなさんにお知らせです」のテキストとともにサービス説明に移るという構成です。
今回は冒頭のシーンを複数のジャンルで制作。Google のアフィニティ セグメントを利用し、アクションやラブロマンス、アニメなど、セグメントごとに内容を変えて制作。
制作した動画は計105本に上りましたが、制作期間はわずか3カ月ほど。事前にさまざまな動画素材を撮影し、最適な組み合わせを AI で予測することで、効率化を図りました。
AI による効率化だけでなく、人の手で PDCA を回し続けたのもこのキャンペーンのポイントです。効果の悪い動画は配信を停止し、定期的に改善した動画を新規入稿することで、時間とともにキャンペーン全体の効果を高めていきました。
実際に審査でも「視聴者の行動属性に合わせて広告を出し分けているため、広告の効率を高めながら、結果的に幅広い層へ訴求できている」点が高い評価を獲得。また AI と人間のコラボについて「AI をどう活用し、人間がどんな付加価値を提供するのか。今後のテクノロジーの発達に伴う役割の変化も考えさせられた」との声もあがりました。
2回に分けて3カ月間ずつ広告を配信した結果、キャンペーン前と比べてクリック率(CTR)は 216% 増、クリック単価(CPC)は4分の1に 改善。また LP からの申し込み数はキャンペーンを開始した2023年8月からの2カ月間で130%増加と、効率を大幅に高めながら、視聴者の行動を促しました。
当社は今後も、これまでに培ったノウハウと豊富な実績を活かし、国内最高水準のスピードと品質で広告主企業のみなさまの広告効果の最大化に向けて尽力してまいります。
■YouTube Works Awards Japan 公式サイトはこちら
https://www.youtube.com/intl/ja/ads/youtube-works/
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