
佐藤 雅彦
東京藝術大学大学院 映像研究科 教授
1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒業。 1999年より慶応義塾大学環境情報学部教授。 2006年より現職。 専門は、教育方法と表現方法。「どうしたら、それが伝わるか」をテーマに、映像・アニメーション・歌・グラフィックデザインにおける新しい表現手法を開発。脳科学の知見を基とした表現の研究など、分野を超えた活動を行っている。 主な作品として、書籍:『佐藤雅彦全仕事』(マドラ出版)、『経済ってそういうことだったのか会議』(共著・日本経済新聞社)、『日常にひそむ数理曲線』(ベネッセ教育研究開発センター・小学館)、『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)、『もぐらバス』(偕成社)、ピタゴラ装置DVD-book(小学館)。 プレイステーションソフト:『I.Q』(sony computer entertainment)。 作詞:『だんご3兄弟』、『カローラ2に乗って(歌・小沢健二)』。 TV番組:『ピタゴラスイッチ』、『考えるカラス』、『2355/0655』。 インスタレーション展示作品:『計算の庭』、『指紋の池』。 展覧会ディレクション:『”これも自分と認めざるをえない”展』、『my first me (ミラノサローネ2018)など。 主な受賞歴としては、朝日広告賞最高賞、ADC 賞グランプリ、ACC グランプリ、1991年クリエーター・オブ・ザ・イヤー、毎日デザイン賞、日本レコード大賞特別賞、日本賞総務大臣賞、ニューヨーク ADC 賞金賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞 、日本数学会賞出版賞、D&AD 賞、平成 23 年度芸術選奨、平成 25 年度紫綬褒章、プリ・ジュネス最優秀賞、 2014・2018年度カンヌ国際映画祭短編部門正式招待上映など。
ユーフテラス
さまざまな「研究」を基盤として活動しているクリエイティブ・グループ。
慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室の卒業生により2005年設立。映像・アニメーション・書籍・展示・グラフィックデザインなどを通した表現の開発やメディアデザインに取り組んでいる。近年の活動に、NHK Eテレ『ピタゴラスイッチ』『考えるカラス』の映像制作、同じくEテレ『2355・0655』のディレクション、『コんガらガっち』絵本シリーズ(小学館)、『ユーフラテス展 ~研究から表現へ~』(2010, ginza graphic gallery)、科学映像『未来の科学者たちへ』(物質・材料研究機構との共同研究)等がある。2018年現在、山本晃士ロバート、貝塚智子、うえ田みお、佐藤匡、石川将也、米本弘史の6名が在籍。 2007年 ニューヨークADC賞 Gold Prize、2007年文化庁メディア芸術祭 アート部門優秀賞、2011年日本数学会出版賞、2012年D&AD賞 Yellow Pencil、2017年 ニューヨークADC賞 Bronze Cube、2018年プリ・ジュネス 最優秀賞等を受賞。
CANOPUS(カノープス)
メディアデザイン・コンテンツ創造の分野で活動するデザインチーム。
デザイナー・エンジニア・映像ディレクター・コンポーザーなど多様なスペシャルティを持ったメンバーが集まり、メディアの領域を行き来しながら新しくも普遍的な魅力を持った表現を生み出すことを目指している。 2014年にはカンヌ国際映画祭にて『八芳園』が短編コンペティション部門ノミネート。2017年、朝日広告賞にて『はとバス 朝日新聞一周ツアー』が準グランプリを獲得。2018年『どちらを選んだかは分からないが、どちらかを選んだことははっきりしている』にてカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に再びノミネート。美術展への参加として、21_21 DESIGN SIGHT企画展『コメ展』『活動のデザイン展』などがある。
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