2020/12/21 Mon

AI音声技術を活用し、福井県庁発の道路規制情報におけるDX推進を支援 サイバーエージェント、福井県・AI Shiftと共に、3者共同での実証実験を開始

全国初の取り組みとなる、道路規制情報の問い合わせにAI音声対話サービスを導入

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)は、官公庁・自治体のDX推進支援を行うデジタル・ガバメント推進室およびGovTech開発センターにおいて、福井県および当社グループ会社の株式会社AI Shiftとともに、AI音声技術を活用した実証実験を2020年12月21日(月)より開始したことをお知らせいたします。
なお、当社が地方自治体とDXにおける実証実験を行うのは初の取り組みとなり、また道路規制情報に関する問い合わせ対応にAI音声対話サービスを導入するのは、全国初の取り組みとなります。

昨今のコロナ禍において、菅内閣による「デジタル庁」が発足するなど、ポストコロナの経済構造の転換に向け、官民連携によるデジタル化が加速する中、12月8日には「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」(※)が閣議決定され、防災・減災、国土強靭化においてはITを活用した道路管理の効率化や防災・気象情報の高度化など、国土強靱化に関する施策のデジタル化が推進されております。

福井県では自然災害の発生件数や被害額が年々増加しており、防災分野におけるAI・IoTの活用が急務となっています。これまで、大雪・天候等の影響により県管理道路の通行規制を行う場合、福井県庁が提供するホームページ「みち情報ネットふくい」上で、県民やドライバーの方々に規制路線や規制時間などの情報提供を迅速かつ分かりやすく努めている一方で、県外から往来するドライバーを中心に、電話での問い合わせが一定数あり、その都度、県庁職員がホームページ上で規制情報を確認する必要があるため、お問い合わせの回答に時間を要する状況でした。

このような状況を改善するため、今回開始した取り組みでは、当社のデジタル・ガバメント推進室およびGovTech開発センターがデジタルを活用した施策の設計を行い、これまで県庁職員が対応していた本電話応対に、株式会社AI Shiftが提供するAI音声対話サービス「AI Messenger for Voice」を導入いたします。電話対応を自動化することでかかる時間を短縮させることができるだけでなく、「AI Messenger for Voice」を「みち情報ネットふくい」と連携させることで、ドライバーは、最新の正確な情報をスピーディーかつ24時間365日いつでも入手可能となります。
また、提供サービスにおけるAIの精度向上を目的として、一般社団法人福井県自動車会議所の協力のもと、同会議所に所属するトラック・バス・タクシードライバー等の利用も決定いたしました。ドライバーによるフィードバックをもとに改善、運用を行うことでさらなる精度向上を図り、福井県のみなさまに ”使われる良いサービス”を目指し運用・効果改善に努めてまいります。

今後も、当社の強みであるデジタルマーケティングや運用力、AI・ブロックチェーン技術の豊富な知見及びアカデミックとの産学連携などの強みを活かしながら、企業や行政・自治体のDX推進を支援し、より多くの人に適切で正確な情報をいち早く届けることができるよう尽力してまいります。


【実証実験の概要について】
期間    : 2020年12月21日(月)11:00より開始
導入先・概要: 福井県庁職員の電話応対において、AI音声対話サービス「AI Messenger for Voice」を実証実験として導入。福井県庁が提供するHP「みち情報ネットふくい」と連携を図り、ドライバーによる電話問い合わせへの応対改善を図る。
※本情報は、「みち情報ネットふくい」でも案内しています。


【3者コメント】

・福井県 土木部長 小川俊昭
福井県では近年、平成30年2月の豪雪や平成30年7月の西日本豪雨の際に、県管理道路が被害を受け、大がかりな通行規制を行ったほか、毎年積雪のシーズンには冬期通行止めなどを行っています。その際、通行規制の情報をHP「みち情報ネットふくい」にて発信しており、平成30年2月豪雪を受けて機能を大幅に強化いたしましたが、依然として電話による問い合わせのニーズも一定数あり、対応に時間を要することが課題でした。
このたび、代表取締役の藤田晋様が福井県のご出身であるサイバーエージェント様および、AI Shift様と共同でAI音声技術を実証することで、県民やドライバーの皆様によりスムーズな情報提供を行うことができるようになることを期待しています。

・株式会社サイバーエージェント デジタル・ガバメント推進室長 兼 GovTech開発センター長 淵之上弘
当社ではデジタル・ガバメント推進室とGovTech開発センターが中心となり、行政・自治体のDXを推進しております。その中で、今回福井県様との実証実験が実施できることを大変うれしく思います。デジタル化は手段であり、デジタルトランスフォーメーションの意義は、利用者にとって分かりやすく、簡単で使い続けてくれることだと捉えております。今回の実証実験では一般社団法人福井県自動車会議所様にもご協力いただき、運用・改善を重ねていくことで「使われる良いサービス」を創り上げてまいります。

・株式会社AI Shift 代表取締役社長 米山結人
当社は"AI対話カンパニー"として、独自開発の対話エンジンを武器に企業や行政・自治体における問い合わせ対応業務の効率化を支援してまいりました。
この度の実証実験は、電話という最も馴染みの深いチャネルにおける対話の自動化に挑戦するものであり、より多くの人にAIの可能性を届けるための大きな一歩と考えております。
利用者・行政の双方の課題解決につなげられるよう、福井県様やサイバーエージェントと密に連携し、精度向上のための運用やプロダクト改善を進めてまいります。



※「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」について
(令和2年12月8日 閣議決定)https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/keizaitaisaku.html

■「デジタル・ガバメント推進室」についてhttps://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24592
官公庁・自治体向けに、行政の推進するデジタル化支援全般を行う専門組織です。

■「GovTech(ガブテック)開発センター」についてhttps://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=25389
官公庁・自治体のDX推進の支援体制強化を目的とした開発専門組織です。

■「AI Messenger for Voice」についてhttps://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24613
株式会社AI Shiftが提供する電話応対業務の自動化を図るAI音声対話サービス。AIチャットボット「AI Messenger」の対話戦略技術を活かした”音声対話に特化した独自対話エンジン”により、従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話を実現します。


【会社概要】
■株式会社サイバーエージェント
所在地:東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
設立 :1998年3月18日
資本金:7,203百万円(2019年9月末現在)
代表者:代表取締役 藤田晋
事業内容:メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業

■株式会社AI Shift
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア22階
設立 :2019年8月30日
資本金:6,000万円(2019年9月末現在)
代表者:代表取締役社長 米山結人
事業内容:AI導入コンサルティング事業、AIチャットボットの開発・販売、音声対話システムの開発・販売

■福井県
所在地:福井県福井市大手3丁目17番1号
代表者:知事 杉本達治

本リリースに関するお問い合わせ
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 広報
E-mail :honbu_pub@cyberagent.co.jp
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