CAFÉ & GALLERY

企画概要


2014年にブランド発足から15周年を迎えた、カネボウ「LUNASOL」。その特別な節目に相応しいイベントとして、お客様参加型の体験イベント「LUNASOL 15th ANNIVERSARY CAFÉ & GALLERY」を実施しました。
「洗浄メイクの、その先へ。」というテーマの元、見て・触れて・体験できる5つのゾーンをイベントスペース内に展開し、ルナソルが今まで大切にしてきた想いと、新しいことにチャレンジを続ける姿勢を伝えることで、製品の魅力だけではなく、進化し続けるブランドの世界観と、新たな一歩をアプローチしました。
株式会社カネボウ化粧品より、堀氏と水野氏をお迎えし、本企画担当者と共にインタビューを進めました。
写真左、ソファー後ろより:
寺坂/株式会社サイバーエージェント 営業局
松宮/株式会社サイバーエージェント クリエイティブ・テクノロジー局
水野氏/株式会社カネボウ化粧品
堀氏/株式会社カネボウ化粧品
企画誕生の背景


水野氏:本当は、ルナソルが10周年を迎えたとき、イベント実施のアイディアがありましたが、その時は実施には至りませんでした。今回15周年を迎え、次の20周年の節目に向けて、「15周年というのはどういう年だろう?」というところを私たちなりに考えました。そうして、お客様への感謝を伝えるのはもちろんですが、さらに“その先”も期待してもらえるような進化し続けるブランドになっていく、ということをテーマにし、この15周年という節目に、お客様と何か共有できる時間はないだろうか?と考えたことがきっかけです。
CA寺坂:10周年の時に、弊社から「カフェを実施しませんか?」というご提案をしていた背景があり、それを15周年のこのタイミングでもう一度思い出していただきました。
堀氏:はい。体験型のイベント開催は、チームでも都度あるごとに実施したいと声が上がっていて、今回ついに実施に至りました。今まで、小さい規模でのイベントは実施がありましたが、ここまで大きな規模でのイベントは今回が初めてです。
企画の効果
堀氏:Web上でのイベント告知の波及力の凄さを実感しました。
CA寺坂:告知という点では、事前にイベント開催の告知と、事後には、現地に来てもらったブロガーさんのブログ記事を拡散する等を行い、イベントの前後で拡散を行いました。
堀氏:ルナソルがこのようなイベントを開催したということを事後にも波及させることで、イベントに来場できなかったお客様にも知ってもらうことができました。ブランド認知率においても、実施期間における昨年対比で上昇したので、本イベントも寄与しているのではないかと思っています。
水野氏:直接的ではないかもしれないですが、本イベントでSNS運用を行ってから、facebookページのファン数も増加しましたし、より会話をしてくれるお客様が増え、最近ではコメントがとても多くなったんです。このタイミングで、SNSにアクティブなお客様が増えてきた実感があり、本イベント以降、ユーザーの反応やリーチも跳ねるようになってきました。
CA寺坂:イベント当日に、友人から「ルナソルのイベントがあるみたいなので一緒に行かない?」と誘いがきたりしました(笑)。友人は、Web上で告知されている内容を見て知ったみたいでしたね。
水野氏:今回イベントで様々な企業様と関わるなかで、「改めて、良いブランドだよね」と言っていただけたことも嬉しかったです。
CA松宮:我々にとっては、初めて一緒にお仕事させていただく企業様が多かったのですが、終わった時には“チーム・ルナソル”みたいな雰囲気が出来上がっていて、各社が一丸となり取り組めたものだったと感じています。
堀氏:本当にアットホームな良い雰囲気で運営ができ、大変でしたがとても楽しかったです。2日間でイベントが終わってしまうのが名残惜しかったですね。


チャレンジポイント
水野氏:初めてのイベント開催ということで、あれもこれも……と、やりたいことが沢山ありすぎて(笑)。そんな中でもひとつ特にこだわった点は、毎年、年に2回コレクションのプレス発表会を行っているのですが、それは通常はお客様に体験していただけない世界だと思うので、その世界観を味わっていただこうと工夫しました。
ルナソルの空間を長年手がけるTONERICO:INCさんプロデュースの「アートゾーン」では、ルナソルがこれまでに発売した全99種のアイシャドウを展示し、ルナソルの世界観を体験していただきました。
発売してからの全てのアイシャドウを数えてみたらちょうど99種類あったんです。“自分のスタートアイシャドウ”や、“ここからルナソルファンになった”みたいなポイントをお客様同士でお話しされていたり、「私このアイシャドウ持ってる」「これもこれも持ってる!」みたいな会話が聞けたのもいい経験でした。
CA寺坂:あのディスプレイは綺麗で圧巻でしたね。まさに、ルナソルの世界観というものが体現されていたと思います。
水野氏:あの時に使用した99種のアイシャドウはそのまま保管しています。せっかく集めたので、次の20周年に向けて絶対に無くさないように(笑)。
CA松宮:20周年の時は、100個目から追加して展示できますね。
堀氏:あとは、たくさんのお客様に商品を触ってもらいたいという思いから、「タッチ&トライゾーン」を設置しました。そこでは、iPadを使用したカラー診断を行い、様々な商品を試していただくことで、ブランドとお客様の双方に新しい出会いの場を創出することができました。
CA松宮:限られたスペースで、色々盛り込みながらもお客様に負担のないよう楽しんでいただくエリア作りは、私たちが一番大事にした部分です。
水野氏:イベントは主催側の自己満足で終わってはいけないので、私たちがやりたいことが、実際にお客様に喜んでいただけることなのか、とても考慮しました。
CA松宮:予想外に嬉しかったのは、「フォトスタジオゾーン」の写真予約があっというまに埋まってしまったことです。
「フォトスタジオゾーン」では、これまでルナソル様とコラボレーションされてきたブランド様にご協力いただき、ルナソルの世界観をテーマに洋服やバッグをプロにスタイリングしてもらい、メイクアップアーティストにメイクを直してもらい、そして最後にプロのカメラマンに写真を撮ってもらうというものです。
堀氏:お客様が、オープン前から並んでくださっていたのはとても嬉しかったです。「まさか、並んでまで楽しみにしてくださっている人がこんなにいたんだ」という驚きがありました。

サイバーエージェントをパートナーに選んだ理由と今後に期待すること
CA寺坂:最初にお声がけをいただいた時に、「他代理店さまにもお声がけをされているんですか?」と質問させてもらったところ、「サイバーエージェントさんだけなんです」と仰っていただき、あまりの嬉しさに、その場で鳥肌が立ちました。絶対頑張る!と思ったことを覚えています。
堀氏:やっぱりサイバーエージェントさんとやるのが一番いいなと思っていました。弊社のブランドをよく知っていただいているということや、インターネット広告におけるマーケティングノウハウなど、総合的にみて、やはりサイバーエージェントさんと一緒にやりたいと思い、お声がけさせていただきました。
CA寺坂:もちろん悩まれて色々検討された結果だったと思うのですが、「他に声をかけるつもりはないです」と仰っていただけて、こんなに嬉しいことはないです。ましてや、Webでバナー出します、というような話しではなく、リアルのイベントを開催するという話しで、我々を指名いただけたことは本当に嬉しかったです。
堀氏:今後ルナソルとして新しいことにどんどんチャレンジをしていきたいと思っています。インターネット広告において、日本で一番新しい情報をお持ちのサイバーエージェントさんには、今後も一緒に新しいチャレンジへのお手伝いをしていただきたいです。
水野氏:今回のイベントでも実感したのですが、人と人との繋がりで生まれたイベントなので、仕事上のお付き合いとはいえ、信頼関係があったからこそチームとして成功できたとイベントだと実感しています。引き続き今後も、そのような信頼関係を元にプロモーションを成功に導いていきたいです。